エグジット
各Tradeの最良の瞬間をどれだけ確保できたか、決済後に価格がどう動いたか、勝ちTradeがどれだけ逆行に耐えたかを確認できます。
エグジット
エグジットでは、決済済みTradeの結果を、保有中に経験した最良の時点と最悪の時点、そして決済後に価格がどう動いたかと比較します。利益確定が早すぎないか、利益を戻しすぎていないか、勝ちTradeに必要な以上の逆行に耐えていないかを確認できます。
このページは 分析 → Edge → エグジット にあります。現在の口座範囲、フィルター、日付範囲、P&L表示モード、Breakevenのしきい値、タイムゾーンが適用されます。すべての値はP&L表示単位で表されます。
計測する項目
エグジットでは、Tradeごとに3つの項目を読み取ります。Tradeを保有していた時間と、決済後の時間の価格データから計算します。
- MFE(Maximum Favorable Excursion) は、保有中にTradeが最も大きく含み益になった幅です。一度も含み益にならなかったTradeのMFEは0です。
- MAE(Maximum Adverse Excursion) は、保有中にTradeが最も大きく含み損になった幅です。このページでは逆行と呼びます。
- エグジット後の伸び は、決済後のエグジット後ウィンドウの間に、価格がTradeの方向へさらに動いた最大の幅です。
エグジット後ウィンドウは、Tradeの保有時間の5倍で、最短5分、最長4時間です。10分保有したTradeは決済後50分間、2時間保有したTradeは決済後4時間追跡します。
計測対象のTrade
市場メトリクスがあるのは、契約が判明している先物と、Forex、金属、コモディティ、インデックスのCFDです。株式と仮想通貨にはありません。ページの下部に、このビューのうち市場メトリクスがあるTradeの件数が 120件のうち84件のTradeに市場メトリクスがあります のように表示され、残りのTradeについては理由ごとに1行ずつ表示されます。
| 理由 | 意味 |
|---|---|
| 市場メトリクスのない商品タイプ | 商品が、上記のタイプのいずれにも該当しません。 |
| まだ計算されていません | Tradeは対象ですが、メトリクスはまだ計算中です。計算が完了すると表示されます。 |
| Trade保有中の価格データがありません | Tradeを保有していた時間の価格データを読み込めませんでした。 |
| 1本のローソク足の中で建てて決済した | Tradeが短すぎて、その間の値動きを計測できません。 |
| このP&L単位の値がありません | 現在の表示モードにTradeの値がありません。たとえば、2つ目の商品クラスをTickで表示した場合です。 |
| 1ロットのTickでは計測されません | 1ロットのTickでは、Trade全体の値動きの大きさを表せません。数量考慮のTick、通貨、パーセンテージでは計測できます。 |
エグジット後の分析には、決済後の価格データも必要です。そのため、他の分析より対象のTradeが少なくなる場合があります。その場合は、2つ目の注記に件数が表示されます。
市場メトリクスがあるTradeがビュー内に10件未満の場合、エグジットにはカバレッジだけが表示されます。計測できたTradeの件数と、計測できなかった理由です。理由が商品タイプの場合は、メトリクスの対象となる商品タイプも表示されます。株式や仮想通貨だけをTradeしている口座では、これが想定どおりの状態であり、エラーではありません。Tradeにメトリクスはあるものの、1ロットのTickなど現在のP&L表示モードでは読み取れない場合は、その旨が表示されます。表示モードを切り替えると分析を確認できます。
分析項目
ページの冒頭には、Tradeが十分にある最初の分析項目が、下の順序で表示されます。他の項目は、3つの見出しの下にタイルとして並びます。
| 分析項目 | 問い | 表示内容 |
|---|---|---|
| 取り逃し | 各Tradeの最良の瞬間のうち、どれだけを確保できていますか? | Tradeごとに、MFEから最終結果を引いた額(0未満にはなりません)。取り逃しの平均と合計、勝ちTradeがMFEのうち確保した割合、MFEの80%以上で決済したTradeの割合、取り逃しの平均を月別に示す縦棒です。 |
| 含み益だった負けTrade | 損失で決済した負けTradeのうち、どれだけが典型的な勝ちと同じ幅の含み益になっていましたか? | MFEが利益の中央値に届いた負けTradeの件数、全負けTradeに占める割合、最良時の含み益の合計です。チャートでは、それらの平均MFEを他の負けTradeと比べます。 |
| 勝ちTradeのエグジット後 | 勝ちTradeは、決済した後も伸びますか? | エグジット後に価格がさらにTradeの方向へ動いた勝ちTradeの割合と、その平均の伸び幅です。平均利益に対する倍率でも表示されます。 |
| 負けTradeのエグジット後 | 負けTradeを決済した後、価格は戻りますか? | エグジット後に価格がTradeの方向へ戻った負けTradeの割合と、その平均の戻り幅です。 |
| 勝ちTradeの逆行 | 勝ちTradeは、利益に転じるまでにどれだけ逆行しますか? | 勝ちTradeの逆行の中央値、75パーセンタイル、最大値と、逆行が損失の中央値を超えた割合です。縦棒は、損失の中央値に対する逆行の倍率(0.5×未満、0.5〜1×、1〜2×、2×超)ごとに勝ちTradeの件数を示します。 |
| ピークまでの時間 | Tradeの最良の瞬間は、いつ訪れますか? | エントリーからMFEに達するまでの時間の中央値と、保有時間の中央値を、勝ちTradeと負けTradeそれぞれについて示します。 |
取り逃し、勝ちTradeで確保した割合、含み益だった負けTradeでは、各Tradeのコスト控除前の結果をMFEと比較します。MFEは価格から計測するため、手数料や費用が取り逃した金額に含まれることはありません。ただし、勝ちTradeか負けTradeかは、引き続き純損益で判定します。
早すぎるエグジットと利益の戻しすぎは、同じ数値を両端から見たものです。どちらも利益を取り逃しているため、ページでは1つの分析項目にまとめています。
分析項目のTradeを一覧にするには、冒頭の分析項目の下にある N件のTradeを表示 を選択するか、分析項目のチャートの任意の棒を選択します。一覧では、計測値が最も大きいTradeから順に表示され、各Tradeの結果の横にその計測値が並びます。棒を選択すると、その月やバケットだけでなく、分析項目全体のTradeが開きます。Tradeを選択すると開きます。
信頼度
これらの分析項目は、あなたのTradeを説明するものであり、差が偶然かどうかを検定するものではありません。Tradeが十分にある分析項目にはラベルが付かず、冒頭の分析項目には計測したTrade数が表示されます。それ以外の場合は、読むときに注意が必要な理由がラベルで示されます。
| ラベル | 意味 |
|---|---|
| Tradeがまだ足りません | この計測値のあるTradeが10件未満です。分析項目の見出しの下に、小さなラベルで表示されます。 |
| 初期 | Tradeが30件未満、または最大の1件を除くと結果の符号が変わります。 |
制限事項
- 計測するのはエグジット後の有利な値動きだけで、不利な値動きは計測しません。そのため、エグジットでどれだけ損失を免れたかは、このページからは分かりません。
- MFEとMAEは価格のローソク足から求めます。1本のローソク足の中のスパイクは捉えられない場合があり、1本のローソク足の中で建てて決済したTradeは計測されません。
- TickモードとPointモードでは、メインの商品クラスのTradeだけに値があります。商品クラスの異なるTickは合算できないためです。これが当てはまる場合は、ページに注記が表示されます。
- 結果は過去の履歴を表すものです。将来のTradeを予測するものではありません。